いくらに設定する?はじめての「ハンドメイド価格設定」の大切な考え方

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はじめに

ハンドメイド作品を販売しようとしたとき、
多くの人が最初につまずくのが「価格設定」です。

「材料費の3倍がいい」
「材料費+時給+諸経費+利益で考えよう」

調べれば調べるほど、いろいろな考え方が出てきますよね✎

どれも正論。理解はできる。でも読めば読むほど、
「今の私にはハードルが高い…」
そんな気持ちになる方も多いのではないでしょうか。

私自身も、本を読んだり、YouTubeで解説動画を見たりして、
一通り計算してみました。
でも正直に思ったのが、

「これ…高すぎない?本当に売れるの?」

という疑問でした。

すでに実績のある作家さんと、
始めたばかりの自分が、同じ土俵に立てるのか
口コミもほとんどなく、写真もまだ手探りな状態で、同じ価格をつけても大丈夫なのか。

この記事では、
「一般的な価格設定の考え方」を否定するのではありません。
初心者のうちはどう考えればいいのか?という悩みを、私自身の価値観と経験をもとにお話しします
今、価格設定で悩んで、記事を読んでくださっているあなたの背中を押せたら嬉しいです♫


こんな人に向けて書きました

  • ハンドメイド販売を始めたばかりで、価格設定に悩んでいる方
  • 「3倍ルール」を見て、高すぎると感じたことがある方
  • 安くしすぎるのが不安だけど、高くすると売れなさそうで怖い方
  • 口コミや実績がまだなく、自信が持てない方
  • 周りから「安すぎる」「もっと高くていい」と言われて迷っている方

特に、
「安売りしていると思われたくない」
「でも、今の自分で高い価格をつけるのもなんか違う気がする」
そんな気持ちを抱えている方に読んでほしい内容となっています。


この記事を読むとわかること

  • ハンドメイド初心者が、最初に価格を抑えてもいい理由
  • 「安売り」と「未来への投資」の違い
  • 口コミ・実績・SNS発信が価格に与える影響
  • 価格は一度決めたら変えてはいけない、という思い込みの手放し方
  • 自分が納得できる価格設定の考え方
  • 実際に何度も価格改定してきた私のリアルな経験
アイ
アイ

読み終わる頃には、
「今の自分なら、この価格でいい」
そう思える基準が、きっと見えてくるはず!

よく言われる価格設定、本当にそのままでいい?

ハンドメイドの価格設定を調べると、必ず出てくるのが

  • 材料費の3倍(3倍ルール)
  • 材料費+時給+諸経費+利益で計算する方法

といった考え方です。

私も最初は、「ちゃんとした価格をつけなきゃ」と思い、
本を読んだり、YouTubeを見ながら、自分の作品の価格を計算しました。

でも、実際に数字を出してみると
「え、これ高すぎない?」というのが正直な感想でした。

私と同じような感想を持った人、多くないでしょうか?

もちろん、これらの考え方は間違っていません。
むしろ、長く活動していくなら、とても大切な視点

ただ、販売を始めたばかりの初心者が、いきなり当てはめる必要があるのか?

ここは、一度立ち止まって考えてもいい、と私は思っています。


私たちは「何を見て買っているか?」

ここで少し、「自分がネットで買い物をするとき」のことを考えてみましょう。

  • ちゃんと届くのか
  • 写真どおりの商品なのか
  • 他の人は満足しているのか

私の場合、特に楽天やAmazonで購入するときは、口コミの数が多い=安心感につながっています。


(例)あなたが選ぶのはどっち?

  • A店: 価格は安いが、口コミ0。写真が少し暗い。
  • B店: A店より500円高いが、口コミ50件。「写真通りで可愛い!」と評判。

おそらく多くの人がB店を選びます。
つまり、「信頼」がない状態では、安さだけでは勝負できないし、高くするとさらに選ばれにくくなるのです。

同じ商品があったとして、

  • 少し安いけど口コミが少ないお店
  • 少し高いけど、口コミが多く、たくさんの人が買っているお店

この2つなら、多少高くても後者を選ぶ人は多いのではないでしょうか。

ハンドメイド作品も同じです。

企業の商品とは違うからこそ、

「本当に届くのかな?」「どんな人が作っているんだろう?」
「今もちゃんと活動している人かな?」

こうした不安を、口コミやSNSの発信から判断しているお客さまは、とても多いと思うのです。

だからこそ、
口コミ・実績・発信がない状態で、価格だけ高い
というのは、初心者にとっては不利になりやすいのです。


初心者が3倍ルールを使うと、高くなりすぎる理由

これはあくまで私の考えにはなりますが、
初心者ハンドメイド作家さんがいきなり「材料費の3倍ルール」を使うと、
高すぎると感じるケースは少なくないと思います。

理由はシンプルで、

  • 口コミやレビューがまだない
  • 作品数が少ない
  • 写真に素人感がある
  • 認知もファンもまだ少ない

こうした状態で、すでに活躍している作家さんと同じ価格帯に立つのは、
正直かなりハードルが高いですよね…。

既存商品を仕入れて売る「せどり」とは違い、ハンドメイドは「誰が作っているのか」が大きな価値になります。

技術も、信頼も、ブランド力も、すべて同じではありません。
だからこそ、みんなが同じ計算式を使う必要はないのです。


最初は「控えめな価格」でいい理由

私は、最初は控えめな価格設定でいいと思っています。

なぜなら、

  • まずは買ってもらう
       ↓
  • 作品を作る数を増やす
       ↓
  • 口コミを書いてもらう
       ↓
  • 技術を上げる

この流れを作ることのほうが、長い目で見るとずっと大切だからです。

たくさん作れば、作業スピードも、仕上がりも、判断力も上がります
そして、

  • 口コミが増えてきた
       ↓
  • リピーターさんができた
       ↓
  • 注文が増えて、時間が足りなくなってきた

そうなったときに、価格を上げればいいのです。

需要と供給のバランスを見ながら、少しずつ調整していく。
それが、無理のないやり方だと思っています。


「安売り」ではなく「未来への投資」

ここで、とても大事な考え方があります。

最初の低めの価格は、安売りではない、ということです
ここが私が1番伝えたいところ!

これは、「実績を作るための未来への投資」です。

どんなプロでも、最初のお客さまには

  • 安い価格
  • 無料
  • モデル価格

といった形で、「価格以外のメリット」を提示しています。

美容師さんは、最初はカットモデルで無料や低価格。
寿司職人さんも、すぐにカウンターには立ちません。
芸人さんにも、長い下積み時代があります。

彼らは決して「安売り」をしているのではなく、
「自分の腕を磨く機会」と「実績」を積ませてもらっている状態なのです。

だから、
「安くしている自分はダメだ」「価値を下げている」
そう思う必要はないのです☺

これは未来への投資だと思いましょう!


自分が納得できる価格を大切にする

価格設定で一番大切なのは、
自分が納得できるかどうかです。

  • この価格なら、気持ちよく作れる
  • この価格なら、続けられる

それが基準でいいと思います。

周りから
「安すぎるよ」
「もっと高くていいのに」
とアドバイスされることもあるかもしれません。

正直、私もたくさん言われてきました。

「じゃあ、少し上げてみようかな」と思えたら上げてみる。
「いや、まだ申し訳ないな」と思うなら、待ってもいい。

自信がつくタイミングは、人それぞれです。
「一度安く売ると、値上げした時に売れなくなるかも…」
そんな不安もあるかもしれません。
でも大丈夫👍️
あなたのファンは、あなたの「成長」も一緒に見てくれています。


私の経験:何度も価格改定してきました

私はこれまで、何度も価格改定をしてきました。

正直なデメリットは、
少しずつ上げていく作業が少し面倒なことくらいです。

でも、

  • お客さまからクレームを言われたことはありません
  • いきなり2倍、3倍にしたこともありません

だからトラブルもありませんでした。
売上が一時的に下がっても、売上は戻ってきました。

「あなたのせいで市場価値が下がる」
そんなことを言う人はいません。

もし周りに何か言われたとしても、気にしなくて大丈夫です👍️

あなたの作品の価格を決めるのは、あなた自身です。

大丈夫。
ぐるぐる考えて、たくさん悩んできたかもしれませんが、
この記事を読んで、少しでも肩の力が抜けていたら嬉しいです。

アイ
アイ

私も、同じように悩んできた一人です!
自分を信じて、今のステージに合った価格をつけていきましょうね。
あなたの作家活動を心から応援しています♫


プロフィール
この記事をかいた人
ai-handmadeLAB

現役のハンドメイド作家アイです。
ハンドメイドショップでの販売実績は8年で累計800件。
販売ジャンルは〝フェルトおままごと〟ですが、ハンドメイド全般が大好き人間です。このサイトを通じて、ハンドメイド作家さんの「困った」が解決できるように、お手伝いができたら嬉しいです。

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